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The Magic No.24(ザ・マジック)

メイガス

発行 デアゴスティーニ・ジャパン

監修 マジシャン・メイガス

発行日 2020/2/11

定価 1,657円+税

【セット内容】

冊子(オールカラー12ページ)

DVD(約22分)

ジャンピング・ダイヤ

基本テクニック講座

パドル・ムーブの基礎

パドル・ムーブ:パドルやスティックなどの両面を見せたように思わせて実は片面(同じ一面)だけを見せる基本技法で、この系統のマジックではかなり多用します。右手のパドル・ムーブは右側から、左手のパドル・ムーブは左側からの角度に弱くなりますので観客に見せる時は少し注意が必要です。

ジャンピング・ダイヤ(Jumping Diamonds)

 2本の黒いスティックの先にダイヤが現れたり消えたり自由自在に移動したりして最後は赤いルビーが出現します。

 このマジックの原理はとても古く、1584年に英語で書かれた最古の奇術文献『妖術の開示(Discoverie of Witchcraft)』に「Jumping Peg」という名前で解説されています。(妖術の開示についてはNo.3を参照してください。)ここでのペグとは木釘のことで、小さな櫂(パドル)のような形をしたスティックに3つの穴が一列にあけられており、真ん中の穴にペグを差し込んでスティックを振ると一瞬でペグが別の穴に飛び移るというものです。この原理を活用したマジック・アイテムとして流行ったのがカラーチェンジング・ナイフで、それから少ししてデアゴスティーニに付属しているような輝く宝石のついたスティック・タイプも流行しました。パドル・ムーブと道具の組み合わせ次第で本が一冊書けるほどのバリエーションに富んだ現象を起こすことが可能ですが、ここではスティック・タイプの王道とも呼べる本格的な手順を学ぶことができます。

復活するブックマッチ(Burnt & Restored Match)

 ブックマッチを取り出し1本千切って火を点けて消します。残りのブックマッチを観客に握ってもらい、おまじないをかけると、燃やしたマッチが消えてブックマッチの中に元通りに移動しています。

 「Comeback Match」とも呼ばれ、元々は相手から借りた使いかけのブックマッチで演じる即席マジックです。即席の場合はマッチの本数が重要になりますが、ここでのバリエーションは準備が必要な代わりに現象が一目で分かりやすいという利点がある手順です。最近はブックマッチを持ち歩く人などいませんので、こちらの方が実用的だと思います。

ハンキー・パンキー(Hanky Panky)

 ハンカチの中から次々とコインや様々な物が出現します。

 考案者はジャック・チャニン(Jack Chanin)。「Hanky Panky」とは「ごまかし」や「手品」そのものを意味する古い英語です。原案よりもスピーディーに演じることに重点を置いたマーコニック(Marconick)のバリエーションもありますが、ここでは手法もフィニッシュに登場するアイテムも原案に則って紹介しています。ハンカチは大きめで透けないものであれば借りたハンカチでもOKです。コインも大きめで光りやすいように磨いておいた方が効果的です。ステージでももちろん通用しますが、クロースアップ環境で演じられる数少ない傑作プロダクション・マジックです。

WELCOME TO MAGIC WORLD

THE MAGNIFICENT! マジックバーCUORE(クオーレ)とオーナー「心」、女性マジシャン「桃歌」の紹介。

付属マジックアイテム

ジャンピング・ダイヤ:仕掛けのプラスチック製黒スティック2本、宝石(ルビー)。

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